D-Cubic Corporation

ディー・キュービック株式会社
採用サイト

Story ストーリー

  • 2014年入社 正社員 東日本オペレーション部 部長・センター長

    chapter One 第一章 プロダンサーとしてがむしゃらに走り続けた20代。

    20代はプロダンサーとして仲間たちとダンスカンパニーを設立し、コンクール出場や振付師として活動していました。
    夢を追い続けるために生計を立てる必要があります。
    私は、短時間でたくさん稼げて時間の融通が利き、できればダンスの体力を温存できるオフィスワークがいいと考えました。
    様々なアルバイトをリサーチした結果、コールセンターが私の希望と合致しました。

    コールセンターでアルバイトを始めると、即刻、壁にぶち当たります。
    元々喋るのは上手い方ではありませんでしたが、こんなにも出来ないものなのかと、電話応対に苦戦しました。
    とうとう先輩から「向いていないかも」とまで言われるありさまです。

    しかし、根っからの負けず嫌いの性格から、辞めようとは考えませんでした。
    負けず嫌いの性格を逆手に取った先輩の厳しい言葉があったからこそ、その後もコールセンターを続けられたのかもしれません。

    しばらく経ち、仕事にも慣れてくるとリーダーを任されました。
    その頃には、リーダーを任されたことでモチベーションも高くなりコールセンターでの仕事に対して面白いと思う時間が増えていきました。
    大勢の人と関わるコールセンターは、人材を育てるチャンスが圧倒的に多く、それぞれの長所を伸ばしていくことにやりがいを感じ始めていました。

    chapter Two 第二章 そして、新たなステージで夢を追える「天職」を掴みました。

    数年が経ったある日「スーパーバイザーになってみないか?」と声をかけられました。
    かつて「向いてないかも」とまで思っていたコールセンターの仕事。そのころには「これこそ天職」と言い切れるほど夢中になっていました。
    スーパーバイザーへの任命は、ダンサーとして成り上がる事への夢を塗り替え新たなステージとして本格的にコールセンターの仕事を本職・天職と選択させるに迷いはありませんでした。

    その後約10年間で3社のコールセンターでキャリアを積み、そのうちの1つがディー・キュービックの前身(第一アドシステム)でした。

    2014年、第一アドシステム時代の同僚から「ディー・キュービックに来ないか」と声をかけられました。それが、私にとっての大きな転機でした。

    chapter Three 第三章 問題は現場に眠っている。変化を受け入れたセンターは強くなりました。

    マネージャー職として入社した早々のディー・キュービックはいくつかの問題・課題を抱えていました。与えられたミッションもまさしくその原因を突き止め、改善するということでした。
    私が真っ先に実行したことは、自ら現場に入り、ひとつひとつの問題を掘り起こす事でした。
    1つは「フローを分析して見直し、業務の再構築」2つ目は「人員の配置見直しや役割の棲み分け」3つ目は「個々のモチベーションマネージメント」。
    とくにコミュニケーターのモチベーションは、センター品質の源と考え注力しました。それは、コールセンターとは人が全てで、「コミュニケーターさんを大切にしなければ生産性は上がらない」と考えました。

    コミュニケーションを大切にし、一人ひとりのストレスを溜めないようにフォローを続けました。現場での問題を解決するために、実態を上層陣に報告するのも私の大きな役割でした。
    会社と現場の間に入り、同じ課題に会社も向き合っている姿勢をメンバーに伝え、見せることで、少しずつ個々のモチベーションも高まり、パフォーマンスが上がり、おのずと生産性も向上していきました。
    その結果、利益改善、V字回復を成し遂げるまでに現場力は成長し、メンバーも自信に満ちた強さすらも感じるほどなりました。

    レクチャーしている風景

    chapter Four 第四章 成長とは変化。自分達で考え実現するチャンスがあります。

    2016年、センター長に昇進しました。
    センター長になると、内部よりも外部との繋がりが深くなり営業に近い業務が増えてきました。
    しかし「現場を見る」という自身のポリシーやスタイルが変わることはありませんでした。
    リーダーたちの育成方法を見て、コミュニケーターへの接し方やどんな攻め方が良いなどアドバイスをし、ときには一緒に悩むこともあります。
    教える側の人間も、それぞれのやり方やプライドを持って仕事をしています。だから業務については細かく口出しはしません。しかし、常に現場の空気を感じ取るようにしています。
    私のモットーとして「常に公平であること」。公平は平等とは違います。頑張って結果を出している人や高い目標に取り組んでいる人にはその努力や結果を評価する事が公平感だと考えています。その評価のフィードバックは新たなチャンスであったり、対価であったり、昇格の場合もあります。

    ディー・キュービックは、40年の歴史がありながらも、まだまだ成長を止めない会社です。
    与えられるチャンスだけでなく、自分たちで考え実現するチャンスが多いにあります。
    更にはチャンスを活かし、チャレンジする事に一切のネガティブな評価はしない社風です。
    だからこそ、頑張っている人材には身の丈より少しストレッチさせたプレッシャーを与えることもあります。未来の自分を形成し成長させていく為にも、安定ではなく変化を受け入れ、やりがいだけでない、達成感までを実感して欲しいと思っています。

    chapter Five 第五章 挫折から救ったのは、上司からの「離れろ」との言葉でした。

    もちろん失敗もたくさんあります。
    私は長年携わっている業務で、クライアント様との関係性や既存拡大の実績に自信を持っていました。
    そして、200席の仕事を任されることとなりました。
    この大抜擢に、自分が思い描くセンター構築にイメージを走らせ、チームメンバーを巻き込みきれないまま前のめりになっていました。
    その結果、思い描いた一体感は生まれず生産性が落ち、内外から叱咤され、怒られたくないゆえに焦り、自分のやり方なら再生できるはずと、また自らが動く選択をしました。
    結果、当然1人ではできませんでした。この時には既に自分でも間違いに気づいていました。更に焦り不安が増していた時、上司から「一旦離れろ」と命じられました。
    「頑張っていた」「自信があった」という思いがあったゆえにプライドもズタズタになり、私は改めて何がいけなかったのか、ひたすら自問自答しました。

    人との関わりにおいて、心のひだを掴むことが得意だと思っていました。しかし気がついたら、ひだばかり汲み取って、パートナーとして導き、仕事をするうえで厳しさも持ち合わせる必要があることを置き去りにしていることに気が付きました。
    それからは、マネジメントにはメリハリが必要であり、やれる自信よりも仲間をパートナーとして求心力を持つことと、優しさだけでは成し遂げられない事を痛感し猛省しました。この一件で、守り過ぎることをやめました。
    自らがプレイングマネージャーになるのではなく、任せながらフォローすることで部下の成長に繋がることに気が付きました。
    「離れろ」と命じられたことは経験したことのない痛みでしたが、立ち戻り、より自分を強くし、結果、管理者として改めて導かれるといった忘れられない経験をしました。

    chapter Six 第六章 新設センターの立ち上げ。この会社への興味は尽きません。

    自分自身の出世について具体的に描いている野望はありません。それは少しでも現場に携わっていたいという思いが強いからです。
    しかし、会社が拡大していく中で、自分の立場を継承していく事も役割であり必然だと思っています。自分が上昇志向を持たなければ「部下も夢を描けない」と理解しているからです。
    また、コールセンターである以上、人をきちんと抱えられる会社にしていきたいと思っています。
    コールセンターは、コンタクトセンターとして電話だけでないチャネルに変化し続けていますが、会社が増収増益し続けることで、人を抱え、雇用を拡大していくことが社会貢献に繋がると考えています。

    ディー・キュービックは、アルバイトで入社してもリーダーや、スーパーバイザーになる機会や、そのまた上に抜擢されるチャンスが無数にあります。頑張っている人を上に押し上げよう、引き上げようする風土はディー・キュービックの真髄そのものといっても過言ではありません。
    ディー・キュービックは自由度が高く、その環境は人を育て、その人は会社の成長を支えます。
    【アイデアを言葉・カタチにできる】【企画・提案・発言を汲み取る環境・許容がある】【失敗の経験を語れるのはチャレンジした人の証】こんな大らかな社風のもとで【もっと出る杭を育てたい】と思っています。
    2019年10月に仙台に新たなセンターが新設され、センター長に任命されました。新たなミッションであるセンター立ち上げを任されたことはモチベーションを上げるに十分ではありますが、プレッシャーも大きいです。
    「今度こそ期待を超えるセンターを創りたい」新たな覚悟とともに、このプレッシャーを与えてくれるこの会社に興味が尽きることはありません。そして「離れろ」と言われ痛みを知った私に、新たなチャレンジの機会を与えてくれました。「私は活かされている」新たな挑みに踏み出しています。

    Other members
    • 2004年入社 正社員 執行役員 CX本部 副本部長 首都圏第2CX部 部長
  • 2014年入社 正社員 首都圏オペレーション部 部長・センター長

    chapter One 第一章 目標・挫折・新たな挑戦。常に高みを求めて続けていました。

    バレーボールが全てでした。
    学生時代は、とにかくバレーボールに打ち込んでいました。高校のときには実業団関係者に、声をかけられてもいました。
    「自分はバレーボールで生きていくに違いない」そう信じ、バレーボールの強豪大学に入学しましたが、圧倒的な実力の差を目の当たりにし、自身の実力では通用しないとバレーボールを断念しました。

    目標を失いやりたいことも特になく、ただお金を稼ぐために数々のアルバイトをしました。
    コールセンターでのアルバイトも、お金を稼ぐ手段のひとつでした。
    ある日、知人から「身長も高いしモデルをやったほうがいい」と言われ、私は「向いているならやってみよう!」とモデルにチャレンジすることにしました。
    単独ヨーロッパに渡り、毎日オーディションやリハーサルに明け暮れ、忙しくも充実した毎日を送りました。コールセンターでのアルバイトはヨーロッパでモデルとしての活動資金を稼ぐための手段になっていました。

    chapter Two 第二章 経験を積んで、さらにコールセンターが楽しくなりました。

    日本に戻り、モデルとコールセンターのWワークを続けました。
    そのころには、モデル業である程度の収入を確保でき、コールセンターでもアルバイトながらスーパーバイザーの立場になっていました。
    コミュニケーターを始めて10年が経ったころには、システムや回線にも詳しくなり、業務をコントロールできるようになっていました。
    スーパーバイザーとして管理業務をおこない学んだことや、技術やノウハウを活かせるようになると、コールセンターの仕事が面白くなっていきました。

    アルバイトをしていた大手コールセンターから社員のオファーが2度来るも断りました。理由は、まだモデルとして飛躍したかったことと、大手コールセンターの体制に惹かれるものがなく、アルバイトのままでいようと考えていたからです。
    しばらくして、アルバイト先の信頼している上司から「新しい事業を立ち上げるから、一緒にやらないか?」と声をかけられました。
    「この人となら、一緒に頑張りたい」私の答えは迷うことなく「YES」でした。
    そして2011年、ディー・キュービックの親会社であるキューアンドエーに入社しました。

    chapter Three 第三章 転職・合併・新境地。職位関係なく並列で意見したいです。

    キューアンドエーに入社すると、それまで着手されていなかった通販部門の新規立ち上げに奮闘しました。
    前職の大手コールセンターでは、環境は全て整った状態で与えられるのは当たり前ですが、ここでは自分たちで考え、一から作っていくしかありませんでした。
    私にとってそれは「大変だったがその分やりがいも大きい」出来事でした。
    そして、新設コールセンターを渋谷に立ち上げました。地方拠点とのリレーションマーケティングを実現し、1年で通販部門のスポット業務を約15社扱うセンターへと成長させました。

    2013年、キューアンドエーの傘下にデジタルマーケティングに強く既に通販案件を得意とするディー・キュービックが入り、2014年には協業することとなりました。
    最初はそれぞれの文化の違いに戸惑いを感じました。キューアンドエーから出向してきたメンバーは、職位に関係なく全員が並列で意見を言い合うのが当たり前。対してディー・キュービックは、みんな真面目でおとなしい印象を受けたのです。
    素直で良い人たちだと感じた半面、良い子過ぎて、もっと歯向かってどんどん意見を言ってほしいと思いました。
    「限界を持って対応することで、後々自分たちが立ち行かなくならないようサービスの範囲を明確にするべき」と自分の考えを伝え、会話することを心がけました。

    打ち合わせをしている風景

    chapter Four 第四章 自ら好奇心を枯らさず、常に情報収集のアンテナを立てています。

    2017年センター長に昇格し、新領域の開拓として不動産業を営むクライアント様案件の業務請負部門をスタートさせました。
    そこで一定の成果を出し、再び通販部門にも携わることとなります。

    現在は、自分たちで立ち上げたグループに、2つのグループが加わりセンターを運営しています。1つは通販をメインとしたコールセンター。2つ目は取引先に常駐する外部のサテライトセンター。3つ目は電話・チャット・メールなどツールを活用したお客様相談室です。

    新しい領域に挑戦するときは、初めてのことなので参考になるものがありません。しかし、想像がつかないからこそ発見があり、クライアント様と一緒に作っていく楽しさがあります。
    私は常に自ら動くことで知見を広げ、クライアントニーズを捉えることを意識しています。
    この仕事は、人が人を活躍させる仕事です。言葉だけでは人を動かすのは難しいこともあります。
    一緒の時間を過ごし、同じ経験をすることで、お互いへの理解が深まります。
    まずは、率先して動き、常にポジティブであり続けようと思っています。

    chapter Five 第五章 キャリアは後からついてくるもの。まだまだスキルを向上させたいです。

    私は新しいことに積極的に取り組み続けています。
    長時間対応のイメージが強いコールセンターの常識を覆し、家庭を持つ人でも働きやすい環境を整えたいと常々考え実現性を追求しています。
    現チームの8割は女性メンバーです。女性が多いだけに、ライフイベントとのバランスが取れた働き方が大切だと思っています。センター長になるまでは営業時間には拘り9時~18時までの電話受付とし、24時間対応などハードなスケジュールの受注を拒否してきました。

    自身の役職として、どうなりたいかはあまり気にしていません。キャリアは後からついてくるもので、まだまだスキルアップをしていきたいと思っているからです。
    ディー・キュービックは、社長だろうと役員だろうと、ものすごくフラットな会社です。上が聞く耳を持っているから、明確にやりたいことがあれば、採用される機会も多いです。
    これからの目標は、新しい技術や、考え方・視点で、労働集約の時間売りの概念を越えたサービスを作り、今まで以上に自然と人が集まってくる、そんな魅力あるディー・キュービックにしていきたいと考えています。

    Other members
    • 2014年入社 正社員 東日本オペレーション部 部長・センター長